08~09のラ・リーガ第32節。この試合の数日前のサッカー番組のこと。スペイン語が分からないんだけど、ベティスの練習場、怒っているサポーター、ベティスの練習場の緑の壁から生卵がダラ~と垂れる光景、が放送されていた。降格の足音が聞こえてきているチームにサポーターが怒っている、そしてチーム状態が悪いということが、スペイン語が分からなくても伝わってきた。練習場に生卵ってすげーな。
試合当日にスタジアムのチケット売り場でチケットを購入。スペイン語が分からないけど、数字と座席表でチケット購入。言葉が分からないから悪い席かも・・・と心配したが、意外にいい席でハーフウェイライン寄りの前から5列目。これで30ユーロ。かなりお得。相手がアルメリアだからってのもあるでしょう。同じアナダルシア州だからといって盛り上がるわけではない。日本なら地域が同じだけで「○○ダービー」になってしまうが、ここはスペイン。ベティスのダービーはセビージャ戦だけでしょう。ちなみに、一番高いのは35ユーロで、もう少し後ろの席。僕にしてみれば、35ユーロの席より、30ユーロの席のほうがピッチに近くて観やすいと感じたんだけど、この価格設定どないなってんの???
ゴール裏のベティコの応援は熱い。ずっと歌っている。それと、時折、スタジアム全体で3拍子の拍手をするんだけど、このリズムがアンダルシアらしくてかっこいい。ゴール裏だけで盛り上がってりよりも、スタジアム全体の応援のほうが雰囲気がよく感じる。
アルメリアの監督は、メキシコの英雄ウーゴ・サンチェス。リーガで5年連続得点王。彼こそ伝説だ。試合中も、ウーゴ・サンチェスのことが気になってしまった。
試合は、アルメリアはネグレド不在のせいか攻撃が成り立たない。故障か出場停止か。エドゥの右サイドからのセンタリングにマルク・ゴンザレスが頭で合わせて先制。その後、エリア内のファウルでアルメリアの選手に一発レッド。その直後のPKを止められる・・・という、このシーズンのベティスを象徴するかのような流れだったけど、後半にアルスの豪快ミドルで追加点。2-0で終了。
この勝利で残留できるかな~とも思ったけど、最終節に順位を2つ落とし大逆転降格。日本に帰ってからネットでチェックしてしたんだけどびっくりした。さらにネットで見た限りでは、降格直後にこの街でベティコ達が暴動を起こしたり、ロペラ会長の自宅を囲んだりと荒れたらしい。最終節にセビージャに旅行したら面白かっただろうな。ベティス万歳、たとえ敗れようとも。
カンプノウでのバルセロナ対ビジャレアル戦でも感じたんだけど、試合が終わったら選手達はすぐに帰ります。日本では、スタンドで整列して礼をするんだけど、この礼は日本式だったのね。礼に始まり礼に終わる、日本人の美徳でしょうか。
2週間のスペイン旅行で最も楽しい1日でした。この時点で、まだ4泊のスペイン滞在を残していたんだけど、燃え尽きてしまったような感じでした。